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愛ラブYOU

□ 浮気調査専門探偵ナナ □

浮気調査専門探偵ナナ 3

ラブホテルで2時間程度のご休憩タイムだとばかり予想していたが、
こちらの予想よりもはるかに早いチェックアウトだったので
尾行車の中で菜々と修平は慌てふためいた。
 
やや遅れ気味だったとはいえ、
ホテルから腕を組んで出てきた二人を
何とかカメラに収めることができた。
 
「ギリギリセーフでしたね」 
画像をディスプレイで確認しながら修平は胸を撫で下ろした。
 
「まあまあのショットね」 
やっぱり高性能のカメラだとバッチリねと、
修平の撮影の腕前よりもカメラの性能を褒めた。 


翌日、修平は清掃員のユニフォームに身を包んでいた。 
男の社内に潜入して不倫相手の女性の素性を調査するのが目的だった。 
ラブホテルから出てきたツーショットで不倫現場を押さえたが、
依頼者に報告するには不倫相手がどんな女なのかというところまで押さえる必要があった。
 
「けっこうな金額の調査費をいただくのだから
依頼者に満足してもらえる報告書にしないとね」 
それが菜々の口癖だった。
 
調査ターゲットにあわせて潜入調査するので
毎回いろんな職種をこなしてきた。 
おそらく探偵事務所をクビになっても
再就職には困らないほどのスキルを修平は身に付けていた。
 
いつも不思議に思うのは
毎回いろんな職種に修平を潜りこませる事のできる菜々のコネクションに恐れ入ってしまう。
 
そういえば修平が探偵事務所に入所して5年になろうかというのに
所長の菜々については不明な点が多い。 
年齢は?結婚してるのか?開業して何年になるのか? 
知りたいことは山ほどあるのだが、
菜々はプライべートを少しも見せる隙がなかった。
 
潜入した会社の廊下をモップ片手に
清掃しながら各部屋をチェックすると
ターゲットの女は依頼者の夫と同じ総務部勤務だとわかった。 
女の名は伊藤留美子… 
昨年短大を卒業して入社ホヤホヤの新人ということだった。 
どうやら依頼者の夫とは直属の上司と部下という関係で
勤務中は常に一緒に行動しているようだ。

『そりゃあ仕事を手取り足取りして教えてたら男もちょっかいを出したくなるだろうな』
 
アフター5になると修平は大慌てで作業服からスーツ姿に早替わりした。 
社内の留美子は当たり前だが不倫をしている素振りさえ見せなかった。 
軽く食事を済ませた留美子はショットバーに立ち寄った。 

一見客を装って修平も店に入ってみると、 
留美子は店の片隅で一人静かに飲んでいた。
 
ナンパ男のように「お隣、よろしいですか?」と声を掛けた。 
敬遠を覚悟の上だったが、「どうぞ」と留美子はあっさりとOKした。 

「お近づきのしるしに一杯奢らせて下さい」と申し出ると
「ありがとうございます。では遠慮なく」と店のマスターにおかわりを催促した。 
「俺も同じモノを」そう注文し、ふたりはカクテルグラスを手に持つと乾杯した。 
カクテルを一口飲んで修平は危うく吹き出しそうになった。 
やたらと度の強いカクテルだったのだ。
 
「お酒、あまり強くないのかしら?」
 
「いえ、少しびっくりしただけで…とても美味しいですよ」
そう言いながらも食道と胃袋が燃えるようだった。
 
「私、お酒に強い男が好き…もちろんアッチもね」 
そう言いながら彼女の手が修平の太股に伸びてきた。
 
「それなら彼氏は相当お強いんでしょうね」
 
「そうでもないの…私ね不倫してるの」 

おいおい、こんなにもあっさりと言質を貰えるとは…
修平の胸ポケットにはICレコーダーを入れてあり、
そんな会話をバッチリと録音していた。
しばらくして修平は本題に切り出した。
 
「どんな男なんですか?」
 
「そんなこと聞いてどうするの?まるで興信所ね」
 
「いや、あなたみたいな素敵な女性を抱く男が羨ましくてね」 
修平は慌てて誤魔化した。
 
「会社の上司よ…でも、そろそろ別れようと思ってるの。
彼、アッチが弱くてね…いつも不完全燃焼よ 。
昨夜も中折れしちゃって最後まで楽しめなかったのよ、
だから欲求不満で…」
 
ねえ、私を満足させてくれない? 
そう言って太股に置いた手が少しずつ股間に迫ってきた。

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Date:2018/11/27
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Thema:18禁・官能小説
Janre:アダルト

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