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愛ラブYOU

□ JUN(コラボ作品) □

JUN 26(あすか原作)

「純子~~!もっと早く!!」
階段をまるで転げ落ちる勢いで俺達は駆け下りた。

アウディに乗り込み、エンジンをかけるとのと
地下の駐車場からBMWが飛び出てくるのが同時だった。
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「行くぞ!あの車だ!!」
酒さえ飲んでいなければ卓也自身が運転したかった。
「このアウディ、新車が納車されるまでの代車なの・・・だから運転しにくくて・・」
ぎこちない運転の純子が言い訳した。
「ぶつけてもかまわん!!!俺が弁償してやる!思いっきり飛ばせ!!」
助手席から発破をかけても純子の安全運転は相変わらずだった。

徐々にBMWとの距離が離されて行く・・・
『くそ!どこへ行くつもりなんだ・・・』



「飛び降りる素振りを見せてみろ!その前にこれでブスリだぞ!!!」
沖島がナイフを美智子に向け、片手運転でアクセルを踏み込んだ。

『飛び降りる?冗談じゃないわ!こんなスピードで飛び降りれるわけないじゃないの!!』
猛スピードに加え、片手運転だから車がふらつく・・・
美智子は慌ててシートベルトを締めた・・・
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「どこへ連れてゆくつもりですか?」
美智子の問いかけに、頭を2,3度振って現れたJUNが「天国よ・・・」と答えた。
「て、天国?」
対抗車のトレーラーのヘッドライトが車内の2人を照らし出した・・・
いつしかBMWは反対車線を走っていた。
「あなたに卓也を渡さない・・・卓也は永遠に私のもの・・・そう・・・永遠にね・・・」

トレーラーがヘッドライトをパッシングさせながら大きくクラクションを鳴り響かせた。
『こんな形で死んでたまるもんですか!!!』
正面衝突する寸前、美智子はハンドルに手を伸ばし、思いっきりハンドルを切った!!!


大きなクラクションの鳴り響く中、ドーーンという衝突音がアウディの車中の2人の耳に届いた。
やがて見えてきた光景はトレーラーにぶつかり、見るも無残なBMWだった。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




仕事を終え、赤いアウディを乗りこなし、いつもの道を走り抜けた。
所定の場所に車を停めると、
マンションのエントランスですでに暗記してしまった暗証番号をプッシュした。

軽い足取りでエレベーターに乗り込み、『11階』のボタンをプッシュした。

11階に到着するとそれまで以上の軽い足取りで、いつものドアを解錠した。

「ただいま」
卓也が靴を脱ぎながら、漂ってくる夕食の匂いを嗅ぎながらリビングに向かった。

「あら、おかえりなさい・・・」
純子が笑顔で出迎えた。

「ねえ・・・今夜も・・・Hするんでしょ?」
上目使いでいたずらっぽく聞いてきた。
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「もちろんさ」
純子が期待する答えを言ってやった。

「ふふふ、やっぱりね、そう思ってお布団干しておいたわ」
そう言って、寝室の方をチラっと目をやった。

「じゃあ、私そろそろお仕事に行くからね。車のキーを返して」
はいどうぞ。純子の手にキーを手渡すと「いってらっしゃい」とほっぺにキスしてあげた。

「じゃあ、行ってくるからね」と卓也に手を振り、
それからキッチンに向かって
「旦那様のお帰りよ~、今夜も愛し合いたいんだってさ~、あんまり激しくしちゃダメよ~」と声をかけ、
キャハハと笑いながら部屋を出て行った。

あの事故で美智子は頭を強く打ち、記憶を失くしていた。

いや、それどころか、変な記憶がインプットされてしまったようだ。
純子の部屋を自分の部屋だと言ってすっかり居座り、
昼間は純子と愛し合い、夜は卓也と愛し合った。

この奇妙な三角関係がどこまで続くのか解らなかったが、
3人が3人とも満更でもなかったのでしばらくは続きそうだった。


「ただいま・・・」
キッチンで夕飯の準備をしている美智子を後ろから抱きしめた。

「あん・・・もう~卓也さんったら・・・今夜もいっぱい愛してね」

「ああ、いっぱい愛してあげるよ・・・」

夕飯の前に・・・いいだろ?

うん・・・・


そして2人は手を繋ぎ、寝室へと消えていった。
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Date:2016/12/07
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Thema:18禁・官能小説
Janre:アダルト

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